第13回☆コピーライティング講座~買わずにいられなくなる秘密のテクニック41~

本日から「買わずにいられなくなる秘密のテクニック41」編に突入します!!

 

 

 

”41”個のテクニックの前に

少しエジソンのお話をさせてください。

 

 

トーマス・エジソンは1093件もの特許をもっていたそうです。

 

それも、役に立たないものではなく

 

革新的で世界の人々の生活を一変させるような発明品ばかりです。

 

写真、白熱ランプ、映画撮影用カメラ、自動電信機、株式相場表示機、

電気投票記録機、ガリ版印刷機、電話機など、挙げだしたらキリがありません。

 

 

白熱ランプの性能を改良(既存のモノは寿命が短く、小さな場所を照らすには明るすぎた)

 

するだけでも、エジソンとその助手たちは

 

3000以上もの理論を試し、何千という材料を使いました。

 

「上手く行くまで6000種類以上の野菜を育て、最適なフィラメントの素材を探し回った。」

 

エジソンは語っています。

 

あなたならどの時点で音をあげていたでしょうか?

 

 

ここで言いたいのは、

 

エジソンの真似をして長い年月を費やすのではなく、

 

エジソンの研究メモを見て

 

エジソンがやったことを学んだ方が賢いと思いませんか?

 

すでに成し遂げた人のことを学べば

 

成功への近道が切り開けるということです。

 

 

 

広告でも同じことが当てはまるのです。

 

あなたは時間とお金をかけて実験を行う必要はありません。

 

今すぐ成果が欲しいなら成功例を真似すればいいだけなのです。

 

もちろん、実験が好きならとことんやってもいいでしょう。

 

これから紹介する41のテクニックは

 

広告代理店、マーケティングの専門家、たくさんの熱心な消費者や

 

社会心理学者が、長年にわたって実際にテストしてきたものです。

 

どのテクニックも効果が証明されています。

 

 

では、さっそくですが一つ目のテクニックから始めていきましょう!!

 

 

1.簡潔性の心理学

 

まず、覚えておいて欲しいことがあります。

 

それは、「基本」です。

 

基本ができていないと失敗します。

 

「1.簡潔性の心理学」はこれから後の40個のテクニックを応用するための

 

基本となりますので、必ず覚えておいてください。

 

 

 

広告の目的とは人々に行動させることです。

 

テレビやラジオのCMではなく、紙媒体広告を作るときに

 

使用するツールは言葉であって、音声や映像ではありません。

 

だとしたら、必然的に

 

効果的な広告を作るには効果的な言葉を使う必要があるということになります。

 

言葉を効果的に使用するには、

 

読み手がメッセージを理解できるように伝えなければなりません。

 

あまりにも簡単なことかもしれませんが、

 

文書による効果的なコミュニケーションを図るのに

 

一番大切なカギとなります。

 

それは、人々が理解できる広告を書くということです。

 

これは、消費者心理の17の基本原則、11でお話した、

 

「メッセージの構成」を踏まえた考え方でもあります。

 

 

チンパンジーにもわかるように書くこと。簡単に。素直に。」

ユージン・シュワルツ

 

 

どんなに偉大な発明品であっても

 

あなたの言っていることを誰も理解できなければ

 

それはくだらない発明でしかないと思われてしまいます。

 

 

広告は出していても

 

誰かが読んで理解しなければ意味がありません。

 

 

シンプルに書こうとすることと、実際に書くことは全く違います。

 

 

家族や友人にセールスコピーを読んでもらうなどしても

 

あなたのコピーが実際にどの程度読みやすいのか

 

見極めるのは簡単ではありません

 

 

しかし冒頭でお話したように成功例から学びましょう。

 

過去に実験を行った人がいるんです。

 

それを利用するだけで、無駄な時間を使う必要がなくなります。

 

 

ルドルフ・フレッシュ博士は、1940年代初頭に

 

「フレッシュ・リーディング・イーズ・フォーミュラ」という

 

読みやすさを測定する指標を発案しました。

 

これは70年たった今でも使われています。

 

 

読みやすさを1から100までのスコアで表します。

 

スコアが高いほど読みやすいとされています。

 

マイクロソフトのワードを利用しているなら

 

「文章の読みやすさを評価する」にチェックをいれるだけでできます。

 

モノ好きのために公式までご紹介しちゃいましょう。

 

次の手順で算出します

 

1.文字数をカウントする

(短縮形、ハイフン付きの単語、略語、数字、記号とこれらの組み合わせをカウントする。)

 

2.音節をカウントする

(言葉を発音したときの音節をカウントする。略語、数字、記号とこれらの組み合わせは、

1音節とする。1語に二通りの発音がある場合は音節の少ない方にする。)

 

3.センテンスをカウントする

(ピリオド、コロン、セミコロン、クエスチョンマーク、エクスクラメーションマーク、ダッシュで

区切られた単位を1センテンスとして数える。1センテンスの中の段落の途切れ、コロン、

セミコロン、最初の大文字、ダッシュは無視する。)

 

4.1語あたりの平均音節数を調べる。

(総音節数を総単語数で割る。)

 

5.1センテンスの平均単語数を調べる

(総単語数を総センテンス数で割る。)

 

これで読みやすさのスコアが算出できます。

 

年代別に見て適切なスコアは次の通りです。

スコア   年代

0-30    大学院生

30-50   大学生

50-60   高校生

60-70   中学2~3年生

70-80   中学1年生

80-90   小学6年生

90-100  小学5年生

 

フレッシュ博士は、

 

スコアが低ければ目標スコアになるまで

 

単語とセンテンスを短くすること

 

最も読みやすい分を作るには、

 

1文中に、11単語程度が望ましい。

 

また、100語につき最低14回人間について言及しなければならない。

 

ということを推奨しています。

 

 

 

長くなるので本日はここまで☆

 

最後にジョン・ケープルズの名言で終わります。

 

 

「広告は知性のごく一部しか刺激しない。

人々はあなたの広告のことなんて

細かく気にしない。

わざわざそんなことはしたくない。

だから広告はシンプルにしなくては。」

 

ジョン・ケープルズ

 

明日はまだ「1.簡潔性の心理学」が続きます。

 

大事な基本ですので明日も是非読んでくださいね☆

 

 

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